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東ハト「ソルティショコラ 」クッキーのサブラージュのコツ

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ソルティショコラ

東ハトソルティショコラ」をいただきました。

チョコレートと、ゲラントの塩の組み合わせは、さながら「ショコラ サレ」を想起させます。

 

ココアが香るショコラクッキー

ソルティショコラクッキー

ソルティショコラは、1袋8枚入りの個包装パック。

クッキー1枚は、約8g、直系は約4.5cm。

 

甘さは控えめで、ビターココアの上品な香りが前に出ていて好み!

シナモン、アニスのスパイスも、ほんのり鼻腔をくすぐる。

ソルティ特有の、砂の塊がサラサラと細かく崩れるような食感が楽しくて、クセになります。

 

ゲランドの塩が味の決め手

ソルティシリーズ各種には、フランス・ブルターニュ産のゲランドの塩が使用されています。

 

・今回頂いた「ソルティショコラ」は、ゲランドの塩7%

・レギュラー商品「ソルティバター」は、ゲランドの塩14%

・季節限定商品「ソルテ宇治抹茶」は、ゲランドの塩17%

 

上記のように、各フレーバーによって、ゲランドの塩の割合を調整して、素材の風味を最大限に引き出しています。

また、口に入れる時に、塩の付いた表面を上にするか下にするかで、味の感じ方も微妙に変わります。

 

クッキー作りのコツはサブラージュ

ところで、クッキーといえば、サクサク、ホロホロ、ザクザクなど「食感」が美味しさを決める重大要素です。

この特徴的な食感を出すために、小麦粉とバターをすり合わせるように混ぜて、サラサラの状態にする「サブラージュ(砂状にする)」という手法が用いられます。

クッキーの食感や仕上がりを左右するサブラージュのポイントやコツを、下記に紹介していきます。

 

素材を混ぜる順番

サブラージュは、基本的に生地作りの最初の工程で行います。

最初に小麦粉とバターを合わせることで、小麦粉の粒子に油脂の膜がコーティングされて、後から加える水分との結合が抑えられ、グルテンのつながりが弱くなり、サラサラと砂のようにもろい食感のクッキー生地が作れます。

 

素材の混ぜ方

小麦粉とバターをすり混ぜる時は、強い力で練ったり捏ねないようにします。

クッキー生地は、グルテンのつながりは必要最小限に抑えて、ボロボロとしたそぼろ状の生地をまとめるイメージで仕上げます。

 

素材の温度管理

バターの温度が高く柔らかくなっていると、サブラージュをしてもサラサラの状態になりません。

作業場の室温なども加味し、あらかじめバター、小麦粉、ボウルを冷やすなど、バターの可塑性やショートニング性が発揮される温度帯(目安は13〜18℃)を維持して作業します。

また、手を使ってサブラージュを行うときは、手の体温でもバターの温度が上がるので手早い作業を心がけます。

 

サブラージュの応用

サブラージュの手法には、お菓子作りの基礎となるエッセンスが散りばめられていて、クッキー生地だけでなく、パイ生地やクロワッサン生地などにも応用されています。

素材を合わせる順番、混ぜ方、温度管理などで、食感や仕上がりが大きく変化するのが、お菓子作りの楽しさであり、難しさでもあります。

 

 

ソルティショコラ 値段 129円

[2025年2月]スーパーで税込価格129円で購入

ソルティショコラ 1枚当たり44カロリー

熱量44キロカロリーたんぱく質0.6g、脂質2.7g、炭水化物4.5g、食塩相当0.07g。表示値は、目安。

ソルティショコラ 原材料

小麦粉(国内製造)、ショートニング、砂糖、マーガリン、油脂加工品、食塩(ゲランドの塩17%)、抹茶(石臼挽き宇治抹茶50%)、加糖れん乳、脱脂粉乳/香料、クチナシ色素、乳化剤、カロチノイド色素、(一部に乳成分・小麦・大豆を含む)


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