読み方は、「超芳醇(ちょうほうじゅん」)」
パスコの「超熟(ちょうじゅく)」に少し似ています。
ヤマザキ超芳醇食パンを食べた感想
パッケージの「ほんのり甘くて、もっちりおいしい」は言い得て妙。
トーストすると、「もっちり」に「サックリ」もプラスされて食感が楽しい。
もちっとした食感は、あんこ・きなこ等の和風食材とも良く合います。
甘さや油脂分は抑えめで、食べ飽きない味わいの食パンです。
超芳醇と超熟の食パンの作り方
ヤマザキ超芳醇食パンは、小麦の風味やもっちり食感を出すために「湯捏(ゆごね)製法」で製造されています。
湯捏製法は、小麦粉を熱湯(粉に対して同量か2倍の水分が一般的)で捏ねて、小麦の甘みや旨味を引き出し、もっちりしっとり食感を生み出す製法で、「湯種製法」と呼ばれることもあります。
ヤマザキの「超芳醇」と並び、国内トップシェアの食パンである、パスコの「超熟」にも同様の製法が使われています。
超芳醇は、商品名や同様の製法で作られている事から、パスコの「超熟」を意識した食パンともいえます。
超芳醇とロイヤルブレッドの違い
次に、「超芳醇」と並んで、ヤマザキの主力食パンである「ロイヤルブレッド」との違いを比較してみました。
【味の違い】
・超芳醇は、砂糖や油脂の割合が平均的でバランスが良い。老若男女が食べやすく、飽きのこないベーシックな味わい。
・ロイヤルブレッドは、バター入りで乳製品由来のミルキーな風味が強い。リッチなホテルブレッドや高級食パンに近い味わい。
【食感の違い】
・超芳醇は、もっちり弾力があり噛みごたえのある食感。
・ロイヤルブレッドは、生地のキメが細かく、しっとりソフトで柔らかい食感。
【製法の違い】
・超芳醇は前述した「湯捏製法」を採用。
・ロイヤルブレッドは、パンにふんわりボリュームが出て、しっとり柔らかく仕上がる「中種製法」が使われています。
ちなみに、パンに発酵由来の風味や香りがプラスされる「発酵種(ルヴァン)」は、どちらの食パンにも使用されています。
ヤマザキ超芳醇値段 116円
[2025年2月]スーパーで税込価格116円で購入
ヤマザキ超芳醇 6枚切り1枚あたり 173カロリー
熱量173キロカロリー、たんぱく質5.7g、脂質2.7g、炭水化物31.6g、食塩相当0.8g。(表示値は目安)
ヤマザキ超芳醇原材料
小麦粉(国内製造)、糖類、マーガリン、パン酵母、発酵種、食塩、植物油脂、醸造酢、粉末油脂/乳化剤、イーストフード、V.C、(一部に乳成分・小麦・大豆を含む)