キタノカオリに、自家製のセミドライトマトを練りこんだチャバタを焼きました。
「チャバタ」はイタリア発祥のパンで、イタリア語で「スリッパ」を意味します。
同じくイタリアの伝統的なパンである「フォカッチャ」と似ていますが、違いとしては、チャバタのほうが水分量が多いのが特徴です。
今回は、吸水性の高い国産小麦「キタノカオリ」を使って、トマトのみずみずしさと、オリーブオイルの香りをうつすイメージでチャバタを作ってみました。
セミドライトマトのチャバタのレシピ
水分量80%の生地に、セミドライトマトの水分、液状油脂のオリーブオイルも入ったチャバタは、しっとり瑞々しい食感で口溶けも良いです。
今回はトマトを25%で作りましたが、もう少し増やしても、より美味しくなると感じました。
トマトと相性抜群のチーズを加えたアレンジもおすすめ。
また、チャバタやフォカッチャの生地は、主にパスタに使われる「セモリナ粉」をブレンドすることで、歯切れの良いサックリ食感にすることもできますよ。
配合(ベーカーズ%)
パンの製法
- 捏ね上げ温度 ---------24℃
- パンチ -----------------30分おきに2回
- 1次発酵 ----------------25℃で60分後、6℃で24時間
- 分割・成形 ------------120g
- 2次発酵 ----------------30℃で40分
- 焼成---------------------240℃で15分
※温度や時間は生地の状態により変動します
自家製セミドライトマトの作り方
コスパも良いので、絶対に手作りがおすすめ。
我が家では、パンを焼いた直後のオーブンの余熱も活かして作っています。
簡単レシピ
- ミニトマトを半分に切って塩をふる
- オーブン100℃前後で、1〜2時間じっくり火入れ
表面が乾いてシワが寄ってくるのが仕上がりの目安。
トマトの水分の抜け具合は、お好みで調整してください。
しっかりと水分を抜いた方が、より旨味は強くなります。
個人的には、適度に水分が残っている食感のほうが好きです。
ハーブとオリーブオイルに漬けて保存しておくと日持ちもします。
サンドイッチやパスタのトッピングとしても使えますよ。
ぜひ、ご家庭でも作ってみてください。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。