北海道産ハードブレッド専用粉ERで、国産小麦のバゲットを焼きました。
不揃いの気泡が入ったクラム(中身)は、ほどよく軽い食感。
ハード系のパンは、発酵ではなく焼成で膨らませる方が、気泡が上に立った美味しいパンになります。
パンを噛みしめるたびに、鼻に抜けてくる香りが心地よくクセになる。。笑
長時間熟成で引き出された小麦の旨味や甘みは、
「また、食べたい!」という、強い余韻を残します。
国産小麦で作るハードブレッドは、「タイプER」と同じ小麦のブレンドで、米こうじ等の生地改良剤を含まない小麦粉「E65」で作るのもおすすめです。
この2種類の小麦粉の違いは、生地改良剤を「含む(タイプER)」か「含まない(E65)」かです。
私は、どちらの小麦でもパンを作ったことがありますが、タイプERを使うときは、モルトと同様の効果がある「米こうじ」が含まれているので、モルトは使いません。
ただし、個人的には、そこまで配合による違いは感じないかなと。
私が、もっと小麦のポテンシャルを引き出せれば話は違いますが。。。汗
いずれにせよ、どちらの粉も生産者さんのこだわりが詰まった素晴らしい国産小麦です。
小麦本来の旨味や甘みを味わうパン作りにおすすめですよ。
配合レシピ(ベーカーズ%)
道具
製法
- 捏ね上げ温度 ---------24℃
- パンチ -----------------30分おきに2回
- 1次発酵 ----------------25℃で60分後、5℃で24〜48時間
- 分割・成形 ------------180g
- 2次発酵 ----------------室温で20〜30分
- 焼成---------------------240℃で20分
※レシピの配合量、時間や温度は生地の状態をみて調整します。数値はあくまでも目安です。