フランスパン生地で、クッペを焼きました。
ちなみに、クッペ(coupe)とは、フランス語で「切る」という意味。
まっすぐ一本切りこんだクープの形状が名称の由来です。
フランスパンの種類や名称
日本で言う「フランスパン」は、フランスでは「パン・トラディショネル」と呼ばれています。
バゲットをベースに、大きさや形を変えることで、同じ生地から、様々なバリエーションのパンが作れます。
今回は、フランスパン生地から作られる、代表的なパンの種類や名称を紹介します。
[パリジャン]
一番長くて太い形で、長さは約60cm。
[バゲット]
フランス語で「杖」や「棒」を意味する。長さは約40〜50cm。
[フリュート]
フルートのような細長い形。長さは約50cm。
[バタール]
フランス語で「中間」を意味する。長さは約40cm。
[フィセル]
細く短めの形で、長さは約18cm。
[クッペ]
フランス語で「切られた」を意味する。長さは約14cm。
[ブール]
丸い形で、フランス語で「ボール」を意味する。
[エピ]
ハサミで切り込み入れて、麦の穂の形にする。
[フォンデュ]
めん棒で割れ目をいれる成形。フランス語で「割れ目」を意味する。
[トルデュ]
生地をねじる成形で、フランス語で「ねじる」を意味する。
パンの種類が豊富なお店でも、生地自体は、フランスパン生地、食パン生地、ブリオッシュ生地、折り込み生地などに分かれていて、それぞれの生地ごとに、大きさや形を変えて、様々な種類のパンを作っていくのが一般的です。
配合(ベーカーズ%)
道具
製法
- 捏ね上げ温度 ---------24℃
- パンチ -----------------30分おきに2回
- 1次発酵 ----------------25℃で60分後、10℃で12〜24時間
- 分割・成形 ------------120g
- 2次発酵 ----------------室温で20〜30分
- 焼成---------------------240℃で15分
※レシピの配合量、時間や温度は生地の状態をみて調整します。数値はあくまでも目安です。