パンを焼く友達から、黒ゴマ入りのフランスパンをいただきました。
冒頭に「友達の焼いたパン」と書いていて、ふと表題である「友達のパン」の由来を紹介しようと思い立ちました。
友達の焼いてくれたパンの紹介と併せてお付き合い頂ければ幸いです。
いただいた黒ゴマ入りフランスパンを軽めにトーストして、クリームチーズをサンドしてみました。
しっかり噛みしめて味わうと、ゴマの香ばしさと小麦の香りが鼻に抜けてくる余韻が心地いいです。
想いを込めたパンをありがとうございます。
ごちそうさまでした。
パン・デ・ザミ(=フランス語で友達のパン)
さて、このコンテンツの表題となっている「友達のパン」は、私が影響を受けたフランスのパン屋さん「デュ・パン・エ・デジデ」のスペシャリテである「パン・デ・ザミ(=フランス語で友達のパンという意味) 」というパンの名前が由来となっています。
「パン・デ・ザミ」は、デジデのオーナーシェフであるクリストフ・ヴァスールが、友達のために時間と手間をかけて作ったパンが始まりで、テーブルを囲んでみんなが分かち合えるように大きなサイズで焼き上げられます。
原材料や製法の特徴としては、フランス産の灰分値の高い小麦粉・高加水・微量の酵母・長時間熟成などを用いたリーンな食事パンです。
パンへの情熱、伝統的なパン作りの精神など、私に大きなインスピレーションを与えてくれた「デュ・パン・エ・デジデ」とクリストフ・ヴァスールに敬意を込めて「友達のパン」というタイトルを掲げています。
最後まで、ありがとうございました。